テラリウム、やるぞ!この野郎!
読み飛ばしてもらっていい経緯
元々アクアリウムをやってたんだけど。
数年の歳月を経て飼っていた生体達は次々と天寿を全うし、残されたのはもぬけの殻となったアクアリウムグラスのみ。そこにかつての息遣いは、もはや聞こえなかった。
ってことで、いくらお魚でも生き物が死ぬのを間近で見るのは精神衛生上よろしくないなーっていうのと、管理が楽とはいえ水を使うので色々と面倒だったっていうことで、テラリウムに移行する方向で声明を発表します。
ちなみに、唯一の生き残りであるレッドラムズホーン君は怖いくらいご健在で、未だに巨大化しつづけています。
お前いったい何なんだよ。
グラスを変えて、見守っていこうと思います。
テラリウム、始めるぞ!
というわけで始めます。初心者にも関わらず、オープンタイプでいこうと思います。
- オープンタイプ:グラスのフタなし。グラス内が乾燥しやすくなるため、やや難度高め。苔が自然に近い形で成長していく。
- クローズドタイプ:グラスのフタあり。乾燥しにくいので、初心者向け。「徒長化」といって、苔がイレギュラーな育ち方をすることも。
はいめんどくせーけど説明しました。
詳しくはこれ見て。まじオススメだから。
苔図鑑とか載ってて、勉強になるよ!
テラリウム初心者は必携の一冊。
作り方① 必要な道具とか
それではチャッと始めますか。
今回使用する森羅万象はこちら。順番に解説してやるよ。特別だぞ?
グラス
まずはこれがなきゃ始まらない。グラスだ。
僕はアクアリウムで使っていたものをそのまま流用します。水槽でも瓶でも何でもOK。
だいたいこれくらいのサイズ感。
土・水苔など
これがなきゃ始まらない〜2nd Season〜。
つまり土どもだ!
テラリウム用ソイル。
翔美苑さんのやつを買いました。
届いて気づいたけど、これじゃぜんっぜん足りねぇ。ミステイクだ。
なので、こいつを買い足す。
赤玉土がいいらしい。
ダイソー他100均でいくらでも売ってます。正直1.5Lもいらない、いらないよ。
後に失敗したと気づくんだけど、テラリウムに使うならもっと小粒のものの方がいいですね。ミステイクだ。
しかし走り出した列車は止まらない。このまま敢行していくゥーー。
グラスの底に敷く用の石だ。
正直何でもいい。多分。
なぜ2個あるかというと、在庫があるのを忘れてて買い足してしまったからだ。ミステイクだ。
乾燥水苔。人生で初めてお目にかかったものだ。なんかお守り的にあった方がいいらしい。
オープンタイプでテラリウムをやるなら、保水力強化で必要じゃないですかね。
100均に売ってます。セリアとキャンドゥでは発見したけど、ダイソーでは見つからなかった。ダイソーさん、もっと頑張れ。矢野社長、頑張れ。
ちなみにこの乾燥水苔、ほんとマジで乾燥しまくってるんで、勢いよく開けると粉がブゥゥワァァ〜〜〜〜〜ってなってウワァァァ〜〜〜〜ってなったんで、気をつけてください。ミステイクだ。
初めてのことに失敗はつきもの!OKOK成長してるよ〜〜〜ぼく〜〜〜(自分へ向けてサムズアップ)
苔
植える苔です。メインディッシュですね。
こちらも、翔美苑さんでセット売りされてたものを買いました。ありがとう、翔美苑さん!
詳しい種類とかは後述。
石・流木
次だ!Stone & Wood!
これはまぁなくてもいいけど、レイアウトの幅が広がるからあった方がオススメ。ホームセンターに行けば大体あります。
余談ですが、僕は以前アクアリウムを立ち上げる際に近隣の店舗に通い詰めたので、在住市内のホームセンターのどの区画がアクアリウムコーナーなのかが全て頭に入っています。
死ぬほど無駄な知識だよね。
しかし人生には無駄こそ必要だ!
今回は思い切ってこのデッカい流木とか使ってみたいな〜。
まぁ僕は天才なので、レイアウトなんてすぐに思い浮かぶので無問題。30分後の僕に任せましょう。
ピンセットなど
これはあると便利ってか、ないと困るものですね。
植え込むのに、長めのピンセットは必要 of 不可欠。ぶっちゃけこの1本さえあればまかなえます。
作り方② 土を入れていく
そんじゃあサクッといきますか。
まずは僕が愚かにも重複して買っていた小石を底に敷きます。己を戒めていく。
んで、その上に水苔を敷き詰めます。
水苔は、一回水に浸して、しっかり絞ってから使います。保水力キープ要員。
で、ソイルと赤玉土を混ぜたのを、
ザーっといれてく。
とりあえず傾斜つけてみようかな。
これで土台作り終了。
作り方③ レイアウトを決める
はい、こんな感じにします。
天才なので一瞬でレイアウトが決まりました。やるじゃん、30分後の僕。
ちょっと寂しかったので石も足しました。
よーし植えてくぞー!
作り方④ 苔を植えていく
苔を植える前に、土をしっかり湿らせる必要があります。
僕はたまたま手元に注射器があったので使用していますが、ふつーに水差しとかでOKです。
表面だけでなく、中までしっかり湿らせるのがポイント。
それでは、苔たちのあられもない姿をご査収ください。おやおや…隅々まで丸見えですねぇ…?
大体の特徴はこんな感じ。翔美苑さんのセットは、7種類くらいあるから自分の気に入った組み合わせを選べるのも魅力の一つ。
たまにちっちゃい虫さんも混じってるけど、それだけ新鮮(?)ってことでしょう。美味しく頂きましょうね。
で、植え方なんですが。例えばこいつはヒノキゴケなんですけども、こうやって塊をもぎ取って、
一度に植える量くらいに取り分けて、
ピンセットで垂直につまんで、
こう!!!!
以上だ!
差した後は少しだけ開いて慎重に抜くのがコツです。いい感じにやってね。
100倍詳しい内容が「はじめての苔テラリウム」には書いてるので、後はそっちで補習しといてな!
じゃんじゃん植えてく!
地味に単純作業でしんどい!
はいできた!!!!!!
速攻で終わったように見せてるけど、トータル数時間かかってます!スピード感重視!
ほぼフィーリングですが、こんな感じで植えてます。
こーゆーことですね。手前は背の低い苔、奥は背の高い苔を意識して植えてみました。アクセントに、手前にちょいとヒノキゴケもかましてます。
あと、流木のくぼみとか、岩の隙間にシノブゴケを忍ばせてます。
いい感じに活着してくれることを願う。
流木はえらく乾燥が早いので、活着が安定するまではラップで包んで一時的にクローズドにしておこうと思います。
いま気づいたけど、これ完全にアクアリウムでいうミスト式じゃん。アクアリウマーさんなら分かりますよね?
テラリウム、できたぞ!
そんなわけで完成しました。
まだ植えたばかりなので、これからどう成長していくかが楽しみですね。
アクアリウムの時もそうでしたが、僕は基本的に木が飛び出すデザインに目がないようです。
型にハマらないという型にハマってる感があります。ダサい。
他、備品とか
ちなみに、ライトはジェントスの「そだつライト」を使っていて、デジタルタイマーで決まった時間に照射されるように設定しています。
苔は暗いとこで育ちがちという勘違いしがちですが、がっちり8時間〜10時間くらいは明かりがほしいところです。直射日光はグラス内の温度が上がるからガチNGですぞ!
あと、最近水やり用にこちらのスプレーを導入しました。超微細なミストが出て、吹きごたえがあって楽しい。
テラリウムの水やりには精製水がおすすめ
これは余談ですが、テラリウムの水やりには精製水がおすすめです。
水道水を使っていると、だんだん透明なグラスに水垢が付き出して最悪なことになります(なりました)
精製水は、水垢の原因となるミネラルを取り除いたものなので、掃除いらずで楽チンです。もちろん、植物への影響もありませんって書いてました。どこかに。
ドラッグストアに売ってます。僕はいつもマツキヨで買います。
水垢が付いちゃった時は、クエン酸を使ってゴシゴシすると綺麗に取れます。
ダイソーのBAD BOYみたいなロゴのやつで十分です。
1から始めても10,000円いかないくらいで済むと思うんで、割と手軽にできる趣味ですね。景観が変わっていくインテリア。最高。
みなさまも良きテラリウムライフを!
おわりうむ。
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