地獄の企画が始まるよー。
経緯
【ゆる募】
なんか暇やなぁ
ブログ書く気も起きんしなぁ
ㅤあ、そうだ
何でもいいから、思い付いた言葉をリプでください
それを全部使った記事を1本作ってみます
ㅤ気まぐれに、僕にブログを書かせてください
— tdk (@tdk1989_) April 23, 2020
はい。
該当お題ワードは太文字にしてます。あと、明らかNGな下ネタワードを送ってきた輩が2名いたんで、勝手に除外しました。空気読め空気を。おぉん?
それではスタートです。
僕とおさむ師匠とトルネード小川の話
これは僕が光GENJIのバックダンサーをしてた時の話なんですけどね。信じるか信じないかはあなた次第ですけども。
僕の師匠に『人間失格』の著者・大便おさむって方がいて。で、最近の師匠に「月収200万達成しました。下半身コンサルはじめます」っていきなり言われたんですよ。なんのこっちゃって話じゃないですか。月収とコンサル内容に何の因果関係もないじゃないですか。
だからとりあえず、「あなたに助けていただいたケツルです。恩返しに来ました」ってアンサー返したんですよ。そしたら、江田島平八郎の頭突きを喰らって師匠が死んじゃって。
師匠は最期に、「ちんちんぶらぶら曼珠沙華…」とだけ言い残してこの世を去りました。
時には天草四郎時貞のように、スペーストルネード小川とパステルカラーおじさんごっこに勤しんでいたおさむ師匠。あの時食べた枝豆、忘れられない味だったな…。
それにしてもあっちゃんがパンツくれないから悲しい。うんち付きのやつ。
前に、スペーストルネード小川と朝ごはんにカレーライスを食べたことがあって。そしたら同席してた唐沢貴洋が、カニクリームコロッケを乳首に落として、その衝撃でホクロから伸びる1本の毛と左から3本目のまつ毛が絡まっちゃってエニグマ状態になっちゃったんですよ。
それってなんかの蛆なんじゃない?ってくらい毛が絡まり合って、現場は異様な雰囲気に包まれて。
一部始終を見て驚いたトルネード小川は足の小指を打って悶絶しちゃって。
僕は正直、「なんだよこのクソザコナメクジ共が」って思ったんですが、この場で大塩平八郎の乱を起こされても困るんで、急いでムネオハウスに連れていったんですよね。
ちょうどその時、腸内環境大臣が『肛門万華鏡フルスロットル法案』を強行可決したというニュースが飛び込んできて、これじゃあ在宅勤務中にうんちきばったら血が出たんですけど労災出ますか?という世の疑問の声が殺到するんじゃないかと危惧したんですが、ドラえもんがいるから多分大丈夫でしょう。いくらでもフルスロットルかましてください。
思い出した。
そういえばおさむ師匠は、事あるごとに言ってました。「『初裏坂の極』を身につけよ。さすれば、万華鏡射精感により“アナル逆噴射”を習得できるであろう」と。あー、今思うと、下半身コンサルってこのことか。これ月収200万達成しないとコンサルできないような代物なんだろうか。
トルネード小川は“恋の勘違い平行棒”で世を一世風靡した男なんですが、突然の尿意により引退を余儀なくされて、比内地鶏と一緒に畜産されているところをおさむ師匠に拾われて以来の関係なんですよね。
とは言え、パステルカラーおじさんごっこに勤しむ程度の知能しかないことからお分かりのように、学生の頃の得意科目は「保健と体育」だけだったようで。
あ。
学生といえば、流行りましたよね〜“こんすこ”。知らない?“こんすこ”。
好きな人を校門に呼び出して告白する=校門ですこる=こんすこ、という変異を起こしまくったワードなんですが、思春期の学生界隈には一大ムーヴメントとして広がった文化でして。
ふつー呼び出すのは体育館裏とか人気のないとこだろって思うのは当然の摂理なんですが、そんなこと口にしようものならこんすこ過激派団体から鍋焼きうどん地獄の刑に処されてしまうので、黙っておきます。言論弾圧が、ここにはあった。
ありがたいことに、「ルイズかわいい」が口癖だったオタクの僕にも漏れなく後輩から“こんすこ”を頂いたわけなんですが。
「先輩!話したいことがあります…肛門で待ってます」って書かれてる手紙には、どう考えてもその誤字しねーよなーっていう二文字の漢字が意思を宿すかのようにはっきり明記されてて。更にその下に名前で「郡司(ぐんじ)」ってしっかり男の名前が記されてて、疑惑が確信に変わっちゃった瞬間だよね。
まーでも僕は「痔にはボラギノール、下痢にはストッパ」を座右の銘にしてるくらい肛門ケアには余念がない学生だったので、郡司が何を仕掛けてこようが全く意には介さなかったんだけど。私ことtdk=肛門のルーツは、ここにあります。
とりあえず誤解だけは解いとこうと思って、センシティブな問題なので校門ではなくat 体育館裏で僕にはそのケがないことを郡司にしっかりと伝えた時に生まれたのが、“恋の勘違い平行棒”だったんですよね。そう。郡司は、小川郡司って言うんです。スペーストルネード小川です。
あの時はびっくりしましたよ。突然体育館に飛び込んで、泣きながら平行棒を渡るもんですから。エニグマ状態でした。
そんな気まぐれロマンティックな学生時代を過ごしましてね。あの頃ペニシリンといえば「ロマンス」が絶好調に売れてた時期で、郡司とのホモロマンスを体験しかけた僕にとっては思い出のバンドだったりします。
で、冒頭でも述べたようにそれから僕は光GENJIのバックダンサーを務めることになるんですが。
バックダンサーの仲間にも変わり者が多くて。ミスチルの曲をコンバースとホットパンツで踊らせたら右に出るものはいない通称・ヘルナイト源って奴がいてですね。
「ピアノ売ってちょーだい」のBGMに合わせてぽたぽた焼きを焼く全国大会で、何故か業務用スーパーで博多にわかせんぺいを大量に買い込んできてルール違反で失格となった過去も持ち合わせてる、なかなかの猛者なんですよ。ぽたぽた焼きに博多要素持ち込もうとすな。
ヘルナイト源はダンスでソチオリンピックに出るのが夢って言ってて。あれ?そもそもオリンピックにダンスってあったっけ?まぁいいや。いつか、「エトピリカ」を流しながら踊りたいって言ってたなぁ。でも、得意分野がホットパンツだからそしてーかーがやーくウルトラソウッ!とかの方がいいんじゃないかなって思ってます。下手の横好きでやってもねぇ。
あと、源は超絶なる滑舌の悪さも有名で、「エトピリカ」って言おうとしたら「ぴーりかぴりららぽぽりなぺーぺると」って言っちゃうから非常に問題視されてた。いやいや、踊るなら曲名くらい言えろよ。元のワード数を大幅に超えてんじゃん。途中で自分で気づくだろ。「あれ、これ言えてないな」って。
一度、ヘルナイト源とスペーストルネード小川を会わせたことがあるんだけど。最初はちょっとお互いエニグマってたんだけど、割と意気投合しちゃって。お互いに「ゲン」「グン」呼びする仲になってさぁ。
懸念点としては、ヘルナイト源の滑舌の悪さのためにコミュニケーションがほぼ成立してないことと、郡司の源に対する目線がちょっと危ない気がする点だよね。ホットパンツの時とか特にね。それは偽りの欲望だぞ、郡司よ。
余談だけど、郡司とは今でも仲良くやってて、お互いTwitterやっててさ。今は文系エンジニアぐん(@gunjiblog)って名前で活動してるんだけど。てかお前いつの間にエンジニアになってんだよ。僕の肛門という名のサーバーを開設しようと虎視眈々と狙ってて、恐怖の毎日を送ってます。ゲンに行けよゲンに。
『さーて!来週の「明日のナージャ」は〜』
おっと、そんな考え事をしていたら、TVからアニメの予告が流れてきた。腸内環境大臣のニュースはいつの間にか終わっていたようだ。
『ナージャ・キン肉マン・ペテルギウスのさんすくみ!大好きな唐沢貴洋を巡って大暴れ!』
なんで唐沢貴洋が出演してんだよ。未知のアニメか。お前は毛絡めとけや。
チャンネルを変えよう。
ピッ
『次のニュースです。ゲーテロリコン疑惑騒動が報じられている最中ですが、本人の口から「タイプはキン肉マンのような男性です」との弁明がありました。これを受けまして、キン肉マンは必殺技の「モヘイメントクロスメント」にて返答。今後2人の行く末が――』
未知の技で応答すんなよキン肉マンも。しかし、なんだよ。郡司も、ゲーテにアプローチかけとけば良かったのにな。
ピッ
『今話題沸騰の!「ヘクプルダックポックンミョン」を食べてみた!ご飯に合います!合う!合うゥゥゥ!むしろ炊飯器からかっこんじゃおうッ!!』
一平ちゃんで胃もたれするくらいなんだよこっちは。何が「かっこんじゃおうッ」だよ。未知の食べ合わせをTVショーでお披露目するな。
ピッ
『…今ペットブームが流行ってますもんね〜。僕のペットはUFOカップ焼きそばなんですけど、これがまた可愛くて〜。お腹が空くとちんちんぶらぶらブラックマジシャンと交尾を始めるのが困りものなんですけど〜手がかかるほど可愛いっていうか〜』
ご家庭にちんちんぶらぶらブラックマジシャンはおいそれといねぇわ。いたとしても引き離せよ。ランチ前に目の前で交尾おっ広げ始めたら嫌だろ。未知の生物2体が。
ピッ
『真っ昼間から震えてろ?ところがどっこい!手先は常に震えてる!』
ん、なんだこれ。
『…さんからの応募です!』
名前かよ。重度のアル中じゃねえか。ところがどっこいでユーモアの華開かせてる場合か。未知の名付け方するなよ。
『“特にありません”、とのことです。ありがとうございましたぁー!』
MC、MCよ。ネタ不足の投稿採り上げるな。自分で募集しといてコレかよ。
いけないいけない。明日は、大事な式だった。準備をしとかないと。
・・・
・・
・
「――俺が彼と出会って最初に言われたことは、『人の子ら、その立つ土に感謝せよ』という言葉でした。現役を引退して、比内地鶏の中で腐っていた俺には、意味の分からない言葉でした。
師匠と共に過ごす生活が始まり、俺は少しづつ人間らしさを取り戻していった。一世風靡をした頃のような絢爛さはなかったですが、慎ましくも幸せな毎日は、俺の心の飢えを満たしていきました。
時には、ねこのお腹に顔をうずめてふがふがやります派の師匠と、ペンギンかわいいすきすきちゅっちゅ派の俺とで仲違いすることもあったけれど、倍返しで猫騙しを仕掛けてくる師匠を見てると、こちらが降参するしかありませんでした。そこまで猫が好きか、と。
師匠の著書『人間失格』は、俺をモチーフにして描かれた作品だと後々に聞かされた時は、嬉しくも恥ずかしい気持ちになりました。
師匠、またいつか、パステルカラーおじさんごっこをやりましょう。」
スペーストルネード小川の弔事が終わった。大便おさむ師匠、どうかゆっくり眠ってください。僕はそっと師匠の棺桶に、あっちゃんのパンツを入れた。うんち付きのやつ。
師匠が最期に残した言葉、「ちんちんぶらぶら曼珠沙華」。曼珠沙華は、別名ヒガンバナ。師匠の、あの世への旅立ちをきっと彩ってくれることでしょう。ちんちんぶらぶらなのは、天国で下半身コンサルの仕事にすぐに取りかかるためなんじゃないだろうか。
火葬場から上がる煙が天高く登っていく姿を見ると、僕にはそう思えてならない。
さようなら、師匠。
おわりでちゅ。
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