エッフェル塔
[La tour Eiffel]
シャレオツ~。
パリ
[Paris]
オシャンティ~。
フランス
[République française]
日本から遠く遠く離れた北欧の国であり、文化も言語も大きく異なるためその実態を知っている日本人は少ないと思われる。
しかし、「何となく優雅そう」「何となく自由そう」「何となく洗練されてそう」といった北欧・白人崇拝的イメージをこの国にもってはいないだろうか。
正直、私はもっている。「フランスって何かオシャレだな」って。
それにより何が起こるか。
「憧れのフランス人みたいな生活を送ろう」みたいな本出しすぎ!
ざっとAmazonで拾っただけでも計76冊もあった。好きすぎかつ出しすぎかつやりすぎ。
今回、情報の取捨選択の参考になればと際し、識者諸君にフランス関連の自己啓発本・ビジネス本・おまけに料理本を一挙に紹介させていただく。
ではいく。
※断っておくが、筆者はフランス自体を否定するつもりは全くなく、事実としてそういった類の本が多く出ているということを伝えたいだけである。
フランス人好きすぎシリーズ
恋愛、子育て編【17冊】
フランス人の贅沢な恋愛生活
(佐藤 絵子著)
愛しかないじゃん。定番の「How to love」にはNon! 自由で豊かなあなただけの恋愛をさがしましょう。
フランス人は贅沢な恋愛生活をしているらしい。
フランス人は「ママより女」
(ドラ・トーザン著)
恋愛・結婚・出産・子育て、そして仕事と家族のあり方に悩めるニッポンの女性と男性必読の1冊です。
フランス人は「ママより女」らしい。
フランス人は1割しかお嫁に行かない
(柴田 久仁夫著)
「嫁」という単語がないフランス。「フランス人は幸せそう」なのは、家族も生活の規範も軽やかだから!?
フランス人は1割しかお嫁に行かないらしい。
フランスの女は39歳で“女子”をやめる
(パメラ・ドラッカーマン著)
女子でも、おばさんでもなく、私たちは「大人の女」になるのだ。
フランスの女は39歳で“女子”をやめるらしい。
フランス人の40歳からの生きる姿勢
(ミレイユ・ジュリアーノ著)
毎日、ちゃんと鏡を見てる?おしゃれを手抜きしない。多少のシワは歓迎する。髪型だけで5歳若返る。メイクは薄いほど美しい。こっそり体を動かす。遊ぶことに罪悪感を持たない。
フランス人は40歳からが大事らしい。
50才からが“いよいよ”モテるらしい 神話「フランス女」
(長坂 道子著)
小説のようでも哲学書のようでもあり、ドキドキしながら読み進むだけで半分フランス女になれる本!
フランス人は50才から“いよいよ”モテるらしい。
60歳からを楽しむ生き方 フランス人は「老い」を愛する
(賀来 弓月著)
「食べること」「笑うこと」を楽しむフランス人に学ぶ、何歳になっても人生を楽しむ方法!
フランス人は60歳から「老い」を愛するらしい。
フランス人は年をとるほど美しい
(ドラ・トーザン著)
年をとることは成熟すること。「自分がわかる」「智恵がつく」「自信がつく」「距離感が保てる」……成熟することで、女性は磨かれる。わがままに、自由に、細かいことは気にしない!
フランス人は年をとるほど美しいらしい。
年をとってもモテるフランス人 年をとるとモテなくなる日本人
(吉村 葉子著)
フランスでは女性は年を経るにしたがって、その知識や人生経験の深さからくる魅力でモテるようになるが、日本では若い女性がもてはやされている。
フランス人は年をとってもモテるが、日本人は年をとるとモテなくなるらしい。
フランス女性は太らない: 好きなものを食べ、人生を楽しむ秘訣
(ミレイユ・ジュリアーノ著)
バランス重視で毎日3食、栄養あるものを適量、心から味わって食べる。そして楽しく歩き、階段を上るなど、ちょっとずつ動く。フランス女性の優雅な健康生活とは?
フランス女性は太らないらしい。
フランス女性の働き方: 仕事と人生を楽しむコツ
(ミレイユ・ジュリアーノ著)
フランス女性なら、仕事で人生をつまらなくなんてしない!
フランス女性なら、仕事で人生をつまらなくなんてしないらしい。
フランス人の赤ちゃんは朝までひとりでぐっすり眠る
(レロちひろ著)
耳にしたことがあるかもしれませんが、フランス語には「夜泣き」に該当する言葉や概念がありません。この本のタイトルにもある通り、フランス人の赤ちゃんはひとりで朝までぐっすり眠ります。
フランス人の赤ちゃんは朝までひとりでぐっすり眠るらしい。
フランスの子どもは夜泣きをしない ―パリ発「子育て」の秘密―
(パメラ・ドラッカーマン著)
子どもの生きる力を信じる、これぞ「ちょい待ち育児」の真髄!日本の育児をむずかしくしているのは、日本の大人たちかもしれない。
やっぱりフランスの子どもは夜泣きをしないらしい。
フランス人は子どもにふりまわされない
(パメラ・ドラッカーマン著)
なぜフランス人は赤ちゃん言葉を使わないのか?なぜフランスの子どもはレストランでさわがないのか?なぜフランスの子どもは野菜が好きなのか?
フランス人は子どもにふりまわされないらしい。
フランス人ママ記者、東京で子育てする
(西村・プペ・カリン著)
キッチンに汚れた皿があっても、夫や子どもとキスする時間を惜しまないフランス人の幸せな子育て観とは―。
フランス人はキッチンに汚れた皿があっても、夫や子どもとキスする時間を惜しまないらしい。
私はカレン、日本に恋したフランス人
(じゃんぽ~る西著)
主人公カレンの日本との出会いから、日本人との結婚、母国と全く違う日本での育児に奮闘するまでの23年間を描く、ちょっぴりノスタルジックな異文化エッセイ漫画!
これは普通に面白そう。
嫁はフランス人
(モンプチ著)
「授乳」も「オムツ替え」も得意な夫。唯一慣れなかったのは…?爆笑イクメン記!“愛が大事”なフランス人ד愛が苦手”な日本男子。
唯一慣れなかったのは何なのか気になる。
節約、片付け編【12冊】
フランス人の贅沢な節約生活
(佐藤 絵子著)
いま「あるもの」だけでこんなにエレガントに、幸せに暮らせる!
フランス人は贅沢な節約生活をしているらしい。
フランス流 ケチに見えない贅沢な節約生活
(デュラン・れい子著)
日本人に比べても、一世帯あたりの平均収入は決して高くないのに、フランス人がおしゃれやグルメやバカンスを楽しめるのは、なぜでしょう?
フランス人はケチに見えない贅沢な節約生活をしているらしい。
フランス流 お金をかけずに豊かに暮らす方法
(吉村 葉子著)
人生はあなたが考えているほど難しくありません。大切なのは、お金があってもなくても、今を大切に生きること。
フランス人はお金をかけずに豊かに暮らしているらしい。
徹底してお金を使わないフランス人から学んだ本当の贅沢
(吉村 葉子著)
フランス人はケチだ。徹底してお金を使わない。それでも、なぜか優雅に見えてしまう。フランス人はそれほど几帳面ではない。にもかかわらず、美しく暮らしているように見える。なぜか?
フランス人は徹底してお金を使わないけどなぜか優雅に見えてしまうらしい。
お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人
(吉村 葉子著)
買えないモノは欲しがらない。お金を出さずにあるモノで、心豊かな節約生活を送るフランス人。
フランス人はお金がなくても平気だけど、日本人はお金があっても不安らしい。
お金をかけずに食を楽しむフランス人 お金をかけても満足できない日本人
(吉村 葉子著)
フランス人にとって「食べること」は人生そのもの。お金をかけずに、ほんの少しの工夫と好奇心で毎日の食卓をもっと楽しく!
フランス人はお金をかけずに食を楽しむけど、日本人はお金をかけても満足できないらしい。
フランス人が何気なくやっているシンプル・シックな36の法則
(ティシュ・ジェット著)
好きな服は、30年でも大切に着続ける。「80歳でも恋をする」は、あたりまえ。自信があるから、何でも「YES」といわない。
フランス人は自信があるから、何でも「YES」といわないらしい。
「当たり前」を手放したら、人生が豊かになった フランスでやめた100のこと
(ロッコ著)
フランスに住んで7年、たくさんのことを手放したら、毎日がとても過ごしやすくなりました!
フランスで「当たり前」を手放したら、人生が豊かになったらしい。
フランス人の部屋にはゴミ箱がない
(MIKA POSA著)
買わない。持たない。だから、捨てない! 日本でも簡単にマネできる、パリのシンプルな生活術とは──。
フランス人の部屋にはゴミ箱がないらしい。
フランス人は10着しか服を持たない
(ジェニファー・L・スコット著)
典型的なカリフォルニアガールだった著者は、フランスの貴族の家にホームステイすることになる。その家を取り仕切るマダム・シックから学んだのは、毎日を“特別な日”のように生きること。
フランス人は10着しか服を持たないらしい。
フランス人は10着しか服を持たない 2
(ジェニファー・L・スコット著)
フランスのマダム・シックと離れてカリフォルニアに戻った著者は、パリで学んだミニマムでエレガントな暮らしを、自分の家で実践する。
やっぱりフランス人は10着しか服を持たないらしい。
フランス人は10着しか服を持たない ファイナル・レッスン
(ジェニファー・L・スコット著)
家族や友人が理解してくれなくても、まわりにおしゃれな人が誰もいなくても、お金がなくても、体形が気に入らなくても、そんなことは関係ない。
どうしてもフランス人は10着しか服を持たないらしい。
生き方、人生編【26冊】
フランス人は生きる喜びを知っている
(Ryoko Paris Guide著)
Ryokoのパリガイド──パリで「奇跡のような瞬間」が味わえる場所 …etc.
フランス人は生きる喜びを知っているらしい。
好きなことだけで生きる フランス人の幸せはいつもシンプルで美しい
(ドラ・トーザン著)
年を重ねるほど、女の人生には「好き」が必要になる。好きなこと、好きな人、好きな場所、好きなもの。いくつ答えられますか?
フランス人の幸せはいつもシンプルで美しいらしい。
フランス人だけが知っている「我慢」しない生き方
(クララ・ブラン著)
フランス人は我慢も無理もしない。パリジェンヌの毎日心地よく暮らすヒント。
フランス人だけが知っている「我慢」しない生き方があるらしい。
フランス式いつでもどこでも自分らしく───自由で幸せな「時間の使い方」
(ドラ・トーザン著)
「自分のスタイル」をつくるために 今日、あなたができることは?
フランス人はいつでもどこでも自分らしいらしい。
自分らしく生きるフランスのことばと絶景100
(地球の歩き方編集室著)
自分と向き合いたいとき、人生を見つめ直したいとき、フランスの美しいことばと絶景から、癒やしとパワーをもらいましょう。
絶景は正直見たい。
フランスの日々の暮らしごと 365日の小さな幸せ
(smile editors著)
旅するように日常を味わう。パリに住んでわかった豊かな人生。
フランスは旅するように日常を味わえるらしい。
フランスの小さくて温かな暮らし 365日──大切なことに気づかせてくれる日々のヒント
(トリコロル・パリ著)
旅がもっと楽しくなる 何気ない日常がもっと愛おしくなる めぐる季節の中で暮らしに取り入れたい毎日のエッセンス
フランスには小さくて温かい暮らしがあるらしい。
フランス人は自分たちで争わない
(ロボットマナブ, 大仏見富士著)
『自衛隊入隊日記』作者が送る、 フランス外人部隊の入隊体験日記、ついに登場!!
フランス人は自分たちで争わないらしい。これは面白そう。
正解はフランス人が教えてくれる
(パリジェンヌのR著)
文法や言葉の使い方、細かいニュアンスなどすべての要素は、生活の中にあるかもしれません。
正解はフランス人が教えてくれるらしい。
フランス人はバカンスを我慢しない
(生島 あゆみ著)
いつものストレスから解放される、フランス流知的エゴイズムの極意。
フランス人はバカンスを我慢しないらしい。
フランス人の面の皮は分厚い
(水野 珠子著)
フランス人と日本人って、「発想」がそもそも違うーこれって「個人主義」発想と「集産主義」の発想からきてる?
フランス人の面の皮は分厚いらしい。
フランス人は人生を三分割して味わい尽くす
(吉村 葉子著)
フランス人と日本人のいいとこ取りすれば世界最強。
フランス人は人生を三分割して味わい尽くすらしい。どういうこと?
日本人が知りたいフランス人の当たり前
(釣馨, 武内英公子, ジスラン・ムートン著)
「フランス人はみんなおしゃれ?」「どうして英語を話さないの?」「デモが多くて困らない?」フランス人の友達や先生に聞きたいけれど…。
日本人が知りたいフランス人の当たり前があるらしい。
拍手しすぎる日本人 行列してまで食べないフランス人
(芳賀 直子著)
バレエやコンサート──来日外国人の“手抜き公演”でも、なぜか拍手し、「ブラボー!」とありがたがる日本人。いっぽうヨーロッパでは出来の悪い公演では、客はブーイングの嵐を見舞う。
日本人は拍手をしすぎ、フランス人は行列してまで食べないらしい。
不便でも気にしないフランス人、便利なのに不安な日本人
(西村・プペ・カリン著)
フランス人の「気楽さ」の秘密とは?
フランス人は不便でも気にしないけど、日本人は便利なのに不安らしい。これも面白そう。
激しく家庭的なフランス人 愛し足りない日本人
(吉村 葉子著)
お金も大切、でも愛が一番大切。結婚しているから、パートナーがいるからといって、恋愛をやめてはもったいない。
フランス人は激しく家庭的で、日本人は愛し足りないらしい。う~ん。
幸せな自信の育て方 フランスの高校生が熱狂する「自分を好きになる」授業
(シャルル・ペパン著)
「幸せな人生」を生きるため、フランスの高校生が学んでいる「自信」の授業。
フランスの高校生は「幸せな人生」を生きるために「自信」の授業を学んでいるらしい。ちょっと気になる。
なるほど、そう来る?フランス人: 毎日のように驚いて、あきれて、感動して得た、わたしのパラダイム転換
(香田 有絵著)
仕事でミスをしてしまい、先輩に怒られました。 フランス人なら先輩に何と言うと思いますか?本書には、あなたがビックリするような答えが書いてあります。
ビックリするような答えが書いてあるらしい。
人は顔を見れば99%わかる: フランス発・相貌心理学入門
(佐藤ブゾン貴子著)
鼻の穴が見えない人は、秘密主義……ビジネスや教育の現場で採用されている、1億人以上の顔分析に基づくフランス発祥の心理学とは?
フランス発の心理学では人は顔を見れば99%わかるらしい。
フランス発 相貌心理学 運命のお相手は「顔」で選びなさい
(佐藤ブゾン貴子著)
日本人で唯一の相貌心理学教授が教える、顔を見るだけの新恋愛メソッド!
フランス発の心理学では運命のお相手は「顔」で選ぶべきらしい。
フランス人は仕事に振り回されない~一流に学ぶ豊かな生き方のヒント~
(船越 清佳著)
フランスへ渡って25年の著者が、フランス人のダイナミックなライフスタイルに感銘を受け、「ヴァカンス好きなのに労働生産性が高い」そのメンタリティ、ライフワークバランスを探る!
フランス人は仕事に振り回されないらしい。
フランス人哲学教授に学ぶ 知れば疲れないバカの上手なかわし方
(マクシム・ロヴェール著)
フランス人哲学教授が書いたバカな人とうまく付き合うメンタル術。
フランス人哲学教授に学べば、バカの上手なかわし方を知れるらしい。
パリジェンヌ流 美しい人生の秘密
(ドラ・トーザン著)
国民的英雄ジャンヌ・ダルクに代表されるように、フランスの女性たちは昔からパワフルで、独立心があります。
パリジェンヌには美しい人生の秘密があるらしい。
パリジェンヌ流 今を楽しむ! 自分革命
(ドラ・トーザン著)
自分のスタイルを見つけ、今を楽しんで魅力的に生きるフランス人の智恵を、生粋のパリジェンヌが伝授。
パリジェンヌには今を楽しむ自分革命があるらしい。
パリジェンヌはいくつになっても人生を楽しむ
(ドラ・トーザン著)
ありのままの自分でいられる、令和の時代のエスプリ満載!
パリジェンヌはいくつになっても人生を楽しむらしい。
ガイックとのフランス暮らし
(しばひろ著)
ガイックといると楽しいね、毎日!
ガイックといると毎日楽しいらしい。Twitterでよく見かけるやつ!
料理・レシピ編【21冊】
ひとつの生地で気軽に作る フランス仕込みのキッシュとタルト
(若山 曜子著)
フランス人にとって、キッシュとタルトは日常の料理。
フランス人にとって、キッシュとタルトは日常の料理らしい。美味しそう。
パリ在住の料理人が教える 作りおきできるフランスのお惣菜
(えもじょわ著)
煮込みや酢などに漬ける調理法が多く、味付けがしっかりしているフランス料理は、時間をおいても味が変わりにくく、保存に適し、作りおきに最適です。
パリ在住の料理人が教える フライパンでできる本格フレンチレシピ
(えもじょわ著)
憧れのフレンチを、自分の手で、かんたんに
パリ在住の料理人が教える 魔法のクイックタルト
(えもじょわ著)
タルトは生地作りがとにかく大変。時間がかかる上に、手もテーブルも汚れます。でも、魔法のクイックタルトの生地は、時間も手間もテクニックも不要。
パリ在住の料理人が教える もらって嬉しいチョコレートレシピ
(えもじょわ著)
初めてでも、おいしく、美しく 本格チョコスイーツを手作りで
パリ在住の料理人が教える 一生ものの定番スイーツレシピ
(えもじょわ著)
これが作れればお菓子づくりの基本が身に付くという、定番のスイーツレシピを厳選。
パリ在住の料理人が教える 誰でも失敗なくできる スイーツレシピ
(えもじょわ著)
超本格スイーツを誰でも失敗なしに作れる!
だそうです×6。どれも美味しそう。
フランス共働き家庭の2品献立
(サルボ 恭子著)
平日はできるだけ簡単に、休日はゆったりと。緩急をつけて楽しむフランス式のご飯スタイル。
緩急をつけて楽しむのがフランス式のご飯スタイルらしい。
フランスの台所から学ぶ 大人のミニマルレシピ
(上田 淳子著)
フランス人は、材料、調理方法、道具などがミニマル(=必要最低限)で、素材をシンプルに調理するのが上手。
フランス人が愉しむ3つの前菜。
(上田 淳子著)
家族や友人同士での食事は、さっと作れて軽めのお皿をつまみながら、お酒とともにゆっくり語り合うのが現代のフランス人の愉しみ方。
フランス人が好きな3種の軽い煮込み。
(上田 淳子著)
日々忙しいフランス人は、短時間で食事を用意するために、「素材を焼きつけて軽く煮る」という調理法をよく使います。
フランス人に教わる3種の“新”蒸し料理。
(上田 淳子著)
フランスでは、「ゆでる」という調理法はあまりなく、少量の水で「蒸す」のが主流。
フランス人は、3つの調理法で肉を食べる。
(上田 淳子著)
Poêler(焼く)、Sauter et Mijoter (煮る)、Cuire au four(オーブン焼き)の3つの調理法で愉しむ肉料理。
フランス人は3つの調理法で野菜を食べる。
(上田 淳子著)
肉のイメージの強いフランス料理ですが、フランスの家庭料理では、じつに驚くほど野菜をたくさん食べます。
フランス人はたくさん仕込んで3度愉しむ。
(上田 淳子著)
フランス人は、日本人のように料理を「作り置き」しません。数日後食べるために週末をつぶして料理を作り置くことはしないのです。
フランス人がこよなく愛する3種の粉もの。
(上田 淳子著)
フランス家庭では、忙しくても、日々の料理の延長でパイやタルトを作ります。
フランスのおうちごはん クリュディテ
(上田 淳子著)
「クリュディテ」とは、日々の作りおきやおもてなしに役立つ、フランスのシンプルな野菜のお惣菜のこと。
フランス人が愛するチーズ、バター、クリーム。
(上田 淳子著)
チーズ、バター、クリーム。この3つの乳製品は、日本人ももちろん好きですが、フランス人にとっては毎日の生活から欠かすことができないもの。
だそうです×10。ぜんぶ美味しそう。
フランス仕込みのパン
(大野 有里奈著)
バゲット、カンパーニュ、ヴィェノア、クロワッサンの4つの生地から、52種類のパンが作れます。
ヴィェノアって何だろう。気になる。
フランス人はお菓子づくりを失敗しない。
(JEANNIN 堀久美著)
お菓子──それは人を幸せにするもの。フランス人は子供も大人もお菓子が大好きです。
フランス人はお菓子づくりを失敗しないらしい。
ゆでたまごを作れなくても幸せなフランス人
(町田 陽子著)
40歳を過ぎてフランス移住、シャンブルドット経営を始めてわかった幸せの鍵と、人生の宝物。
ゆでたまごを作れなくてもフランス人は幸せらしい。いくらなんでもどういうこと?
同名作者ランキング
勘の良い方ならお気づきかもしれないが、同名作者によるフランス本が複数出版されていた。
ここで、これまで紹介した中から冊数が多い順に上位4名をランキングにしてみる。
【1位】10冊 – 上田 淳子氏
【2位】7冊 – ドラ・トーザン氏
【2位】7冊 – 吉村 葉子氏
【4位】6冊 – えもじょわ氏
1位と4位の方はレシピ本なので致し方ない部分はあるが、2位のお二人はいささかフランスをコスりすぎではなかろうか?
【ドラ・トーザン氏】著書一覧
- フランス人は「ママより女」
- フランス人は年をとるほど美しい
- 好きなことだけで生きる フランス人の幸せはいつもシンプルで美しい
- フランス式いつでもどこでも自分らしく───自由で幸せな「時間の使い方」
- パリジェンヌ流 美しい人生の秘密
- パリジェンヌ流 今を楽しむ! 自分革命
- パリジェンヌはいくつになっても人生を楽しむ
【吉村 葉子氏】著書一覧
- 年をとってもモテるフランス人 年をとるとモテなくなる日本人
- フランス流 お金をかけずに豊かに暮らす方法
- 徹底してお金を使わないフランス人から学んだ本当の贅沢
- お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人
- お金をかけずに食を楽しむフランス人 お金をかけても満足できない日本人
- フランス人は人生を三分割して味わい尽くす
- 激しく家庭的なフランス人 愛し足りない日本人
こうしてまとめて見ると、ドラ・トーザン氏は「フランス女性の美しい生き方」的な内容で一貫しており、吉村 葉子氏の方は「日本人下げ、フランス人上げ」のものが多い。
うぅむ。過激なタイトルで目を惹き付ける意図は分からんでもないのだが…。
この結果がどう目に映るかは、貴方次第である。
おわりに
いかがだっただろうか。
今回はタイトルと簡単なあらすじまでしか掲載していないが、似通った文面が並んでいるという印象も受けた。
それだけ、フランス人のライフスタイルが確立しているのか、それともイメージが確立しているのか、はたまた。
とりあえずまとめると、
フランス人は贅沢な恋愛生活をしていて女性は1割しかお嫁に行かず「ママより女」を優先して39歳で“女子”をやめて40歳からが大事で50才から“いよいよ”モテて60歳から「老い」を愛して年をとるほど美しくモテるようになり基本的に太らなくて仕事で人生をつまらなくせずフランス人の赤ちゃんは朝までひとりでぐっすり眠って夜泣きもせずそんな子どもにもふりまわされずキッチンに汚れた皿があっても夫や子どもとキスする時間を惜しまずケチに見えない贅沢な節約でお金を徹底的にかけず豊かに優雅に生活もしていてお金がなくても平気でお金をかけずに食を楽しんで自信があるから何でも「YES」といわずフランスで当たり前を手放したら人生がより豊かになり部屋にはゴミ箱がなく服は10着しか持たず生きる喜びを知っていてフランス人の幸せはいつもシンプルで美しく「我慢」しない生き方をしていていつでもどこでも自分らしく旅するように日常を味わい小さくて温かい暮らしを過ごし自分たちで争ったりせず正解を知っていてバカンスを我慢せず面の皮が厚く人生を三分割して味わい尽くし日本人が知りたい当たり前があり行列してまで食べず不便でも気にせず激しく家庭的で仕事に振り回されずバカの上手なかわし方も知れてパリジェンヌには美しい人生の秘密があって今を楽しむ自分革命があっていくつになっても人生を楽しんでお菓子づくりを失敗せずゆでたまごを作れなくても幸せらしい。
ハァ…、ハァ…(酸欠)
それでは最後に、調査中にフランス以外でもこのような傾向を見つけたので、後学のために一冊だけお見せしておく。
ドイツの女性はヒールを履かない
(サンドラ・ヘフェリン著)
えーかげんにせい。
おわり。
↑吉村 葉子氏著。口コミはご参考までに。
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