【最初に結論】
一応できる。
細かい理由は後述しますが、とりあえずは見ての通りできます。ですがメーカーは非推奨なので、自己責任でお願いします。
気になる方は以下本編をどうぞ。
ローソンの冷凍ホルモン鍋
ローソンの冷凍売り場にひっそりと売ってある、ナガラ食品の「冷凍ホルモン鍋」。
知る人ぞ知る有名なロングセラーで、『ローホル(ローソンホルモン)』とも呼ばれているらしい。たまにSNSでもバズってますね。
アルミ鍋タイプでお手軽に作れるのが魅力ですが、我が家はIHキッチンなのでアルミ製の加熱はNG。
しかし私は自分の目で確かめないと気が済まない性分なので、試してみることにしました。
というわけで火にかけます。
IHヒーターの仕組みは、簡単に言うと電気抵抗を利用して電気を熱に変換させるんですが、アルミは電気抵抗が小さい素材なのでそもそも熱くならないわけなんですね。
あれ?熱くなってますね。
あれれ?
不思議に思いつつも、トッピング用に冷蔵庫にあった竹輪と豆腐を刻みます。
こういうちょい足しアレンジが色々できるのもローホルの魅力。
さて、完全に沸きました。
IHでアルミ、いけんじゃん。
そしてこうする。
配分をミスってちょい足しどころか大マシマシにしてしまった。肝心のホルモンが見えん。
全体に火が通るまでほっといたらすっごい汁気が飛んでしまう。空焚きは流石にあぶねー。
〆にうどんでも入れるつもりだったのに。何もかもミス。もうイヤ。
しかしIHでもちゃんとできるのです。
コクと辛味がありつつ、意外とあっさりとした豚ホルモン。煮込むときに砂糖を足すとよりおいしい。
なぜIHでアルミ鍋の加熱ができるのか?
(交換できるくんより画像引用)
IHヒーターは鉄・ステンレス対応とオールメタル対応の2種類がありまして、
- 鉄・ステンレス対応 →アルミ不可 ✕
- オールメタル対応 →アルミ可 ◯
というのが基本的な性能です。
しかし、我が家のIHは鉄・ステンレス対応のものですがアルミ鍋の加熱ができちゃってます。
色々と調べてみたところ、使い捨てのアルミ鍋はIH機器でも使えるように底面に磁性体を練り込んだり、形状を加工している場合があるそうで、恐らくはこれが理由かと。
そうは言っても公式はIH調理可とは一切明記してないですし、異常発熱で穴が開く可能性もあるのでくれぐれも自己責任でお願いします。
余談1:冷凍ホルモン鍋の栄養成分
余談ですが、ホルモン鍋の栄養成分をまとめておきます。100gあたりの表記しかなかったので、内容量240gの場合での計算をしてます。
- 熱量 281kcal
- タンパク質 26.4g
- 脂質 17.0g
- 炭水化物 6.5g
- 食塩相当量 4.3g
ホルモンをふんだんに使ってるだけあって、タンパク質が多いですね。ただ濃い味付けで良いツマミになるので、お酒の飲み過ぎには注意しましょう。
余談2:IHキッチンのお手入れ
超余談ですが、IHキッチンの汚れはクリームクレンザーを撒いてクシャクシャにしたラップでゴシゴシすれば簡単に落ちます。
今回は割と綺麗な状態でやったのでそんなに目立ちませんが、汚れてる時なら拭き取ったペーパーが真っ茶色になりますよ。
結構有名なテクですが、知らない方は是非やってみてください。
まとめ
というわけで「ローソンの冷凍ホルモン鍋はIHでも作れるのか?」でした。
ある程度解凍してから鍋に移して作れば一番安全なんですが、そこまでして食べたいかっていうと、うーん…みたいな。
「アルミ鍋から直接食べる」という独特の趣が味わい深さに一役買ってる気もします。うどん然り。
個人的に大手を振ってオススメはできませんが、試してみたい方は参考にしてみてください。
それでは!
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