意外と美味いやーつ。
ある日。
お家にいたらお腹が空いたんで、キッチンのカップ麺ストックコーナーをゴソゴソやってたんですけど。
見覚えのないこんなのが出てきまして。
最初、パチもんのカップヌードルやん!ってなったんですけど、調べたら立派なオフィシャル中国版らしくて。
あーそういえば、前に妻が中国旅行行ってたなー、なんかお土産で買って帰ってたわーと思い出しまして。
面白そうなんで、妻の許可を取らずに食べることにします。
まだバレてないはずなんですが、妻は僕のブログを頻繁に見に来るので、多分この記事でバレます。ごめんなさい。肩パンで許して。
というわけでこちら。
「合味道 麻辣牛肉風味」です。
合味道は、ハップ・メイ・ドウと読むらしい。
カップ・ヌー・ドルに若干近いニュアンス。
漢字だらけで全然わかんない。
ここは日本だぞ! 日本語使え!
なんかQRコードが付いてますね。
読み取ってみると、
なぜかWeChatのアプリに誘導されました。
初めて見るアプリだけど、1億以上ダウンロードされてんのか。すげぇ。
裏面には、日付が書いてあります。
何となーく、生産日と賞味期限だということが分かりますね。
賞味期限が9/26で、食べたのが2日前なので9/19です。けっこうギリギリじゃん。
やっぱ食べててよかったわ。だから許して。
フタを開けると、なにやら毒々しい色をしたフォークが。食欲を萎えさせていくスタンス。
組み立てる系。向こうでは、フォークが付属するのが一般的なんですかね?
てなわけで、中のフタを外していきます。
またフタァ!!?
厳重すぎだろ。マトリョーシカ構造かよ。
というわけで、2枚のフタを剥がす労力を駆使して、ご対面。
大噴火後の滅亡した世界って感じ。
ノーモーション湯入れ。
3分経ちました。飛び散ってるのが汚い。
それでは、食べてみます。
おぉーう。なかなかにエスニック。
麺からパクチーみたいな香草系の香りがしますね。練り込まれてあるのかな?
スープはしっかり辛めだけど、旨味が効いてて普通に美味しい。牛肉らしき加工肉もいっぱい入ってて、ディストピア感あって面白い。
麺の香りに慣れたら、割と美味しいなーってなりました。全然アリ。
ちなみに、付属のスプーンだとくっっそ食べづらいんで、1口目以降は普通のフォークで食べてました。
ごちそうさまでした。恐らく中国に行くことはないので、多分もう食べる機会はないと思いますが、僕の胸の内に留めておこうと思います。
君のことは忘れないよ、ハップメイドゥー。
あと、食べ終わったあとのスープを覗くと、「深淵」って感じがします。
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
[1844-1900]
おわり。
【追記】
結局、妻にはTwitter経由で速攻バレました。
ですが、頑なに否定を続けることで何とか事なきを得ました。皆さんも、冤罪をかけられた時は強い意思で否定しましょう。
あと、背景がうさまるなのは気にしないでください。
本当におわり。
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