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人の金で豪遊したクロニクル 3rd season

日常
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前回までのクロニクルはこちら。

 

さてさて。

早くも3回目となりました、こちらの「クロニクル」シリーズ。

ひたすらに僕が人の金で豪遊するという、僕しか得しない上に不快を撒き散らすという誰得企画です。昨今の環境汚染問題の原因の一つともいわれています。

 

そんなクロニクルの、今回のターゲットはです。お前そこ行っちゃうとお終いよ?感がありますが、そこ行っちゃいます。

 

我が家には、夫婦お互いのお財布事情には干渉し合わないという独自のルールがありまして。

故に、外食等々の出費の際は、いかに出し抜いて奢ってもらうかということで日夜戦いを繰り広げているのです。主に僕だけ。独り相撲。

 

冷静に考えると、巡り巡っていずれ自分にダメージが返ってくるような気もしますが、気にしない気にしない。

今この刹那の愉悦に勝るもの無し!!
©嘴平伊之助

 

 


そして舞台となるお店は、みんな大好き「サイゼリヤ」です。僕も大好き。うれしーい。

 

・・・。

いま、ショボって思った奴いんだろ?
出てこい。

まぁ確かにな。

無回転寿司→無回転寿司→サイゼリヤだからな。ランクとしては、今回100ランクくらい落ちるかもしれねぇ。言うなれば、ピラミッドのてっぺんから一番下に飛び降りた感じだ

でもなぁぁ?

豪遊に貴賎なしなんだよ? 分かるか?

俺が楽しくタカれたらそれでオッケーなの?
Do you understand?

今この刹那の愉悦に勝るもの無し!!
©嘴平伊之助(2回目)

最近、「鬼滅の刃」にハマってるの。てへ。

 

正々堂々と屑発言ブチかましてますが、これだけ真っ直ぐだと逆に気持ちいいでしょ? ね?

それじゃあそろそろ行くよ? スタート!

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1軒目:サイゼリヤ


そんなわけで開幕ビール in サイゼリヤじゃぁぁーーーーい!!!

最近、グラスがプラスチック製になっちゃって安っぽくてちょっと悲しい。でもしょうがない。そういった努力のおかげで、安く美味しい料理を頂けてますから。


アンティパストで、ほうれん草のソテー&フレッシュチーズとトマトのサラダを。

前菜をアンティパストと称せば、途端にそれっぽくなる現象。

妻がほうれん草好きなので、ソテーは毎度頼みます。バター効いてて美味い。

チーズとトマトの方は「カプレーゼ」をリニューアルして、サラダ形式に変えたのね。

サイゼリヤも色々と変わっていきますねぇ。
ここまでで、我々夫妻がいかに常連かがお分かりでしょうか?


人気No.1メニュー、辛味チキン。

僕がぜっっっっったい頼むやつ。
なんなら5本全部食べるやつ。

ちょー美味しいよね。
手羽中がパリッとジューシーで。「辛味」といいつつ全然辛くないのもニクい。

僕は、指先に食べ物の匂いが付くのだけが極端に嫌いという変わった潔癖症もちなんですが、こればっかりは掴んでかぶりつきます。だってそれだけ好きなんだもの。

ちなみに潔癖とはいいますが、ペットボトルの回し飲みとか、人の握ったおにぎりとかは全然OKです。指先に食べ物の匂いだけがNG。この感覚を伝えても、誰一人賛同を得られません。悲しい。

 

話が逸れちゃいましたね。

んじゃ、いただきまーーーーーーー


あっっっつぅい!!!

なんだよ! チンしたてかぁー!?

めちゃめちゃ熱いな!
皆さんも、掴む前に気をつけなよ!?


しかし、辛味チキンにビールはヤバいくらい合う。合いまくり。

なんなら1本で1杯いけちゃうわ。

まー気にするこたーないよね。
だって妻のお金だし。


そんなわけで瞬殺。余の血肉となるがよい。


妻は妻で「パンチェッタと若鶏のディアボラ風」をふつーに楽しむ。ディアボラ風ってなに?

途中、ナイフを落としたりもする。
テーブルマナー大丈夫かな? 心配。

 

ちなみに今回、妻に金を出させる口実なんですが。

急遽、取引先に鹿の剥製をプレゼントすることになって、一時的にお金を建て替えたから手持ちがない、ということにしています。

我ながら何ということだって感じの言い訳なんですが、疑うことなく信じた妻も何ということだって感じです。即時に詐欺にやられるタイプ。

僕の良心がキリキリと痛みますが、ここは心を鬼にして耐えねば…!

あと、これからは詐欺に合わないよう、僕がしっかり守ってやるからな…!!


普段ぜったい頼まないんですが、リブステーキとかいっちゃいます。えへ。

そりゃー豪遊といえばステーキでしょー。
マストフードですわー。

味についてですが、

 

すっっっっごい硬い。

以上です。

良くも悪くも「ファミレスのステーキ」って感じです。カチカチの肉をガジガジ食べるのが、また趣あったりするんですよ。いとをかし。

そしてそれに反して、コーンは異常なくらい甘い。遺伝子組み換えの極地?

まぁーいいんです。妻の金だし。

あ、僕の良心は痛み続けなうですよ?
つらみ of つらみで、さげぽよ〜↓↓です。


肉といえば赤ワインということで。
デカンタで500mlいきます。

サイゼリヤでは、ワインはこれぐらい注ぐのがマナーです。

しかし、デカンタもグラスもずんぐりむっくりしてますね。前と変わってる。


イカの墨入りスパゲッティ。

これ、地味に美味いよねぇ。イカスミパスタって結構レアな割に、値段も¥499と安いし。

しかも赤ワインとも相性抜群。
攻守一体の完璧な陣形です。


それでは、いまから“暗黒”を食べます。
(正直、お腹一杯感はかなりある)

でも、人の金だから…ッ!

人の金だからこそ…ッッ!

頑張って腹に詰め込まなきゃならないんだ…ッッ!!(ドラえもんが未来に帰れないんだ風)


完食。

ありがとう、ドラえもん。僕…頑張れたよ。
イカスミパスタって、冷めても美味いね。


ここでダメ押しにデザートを。

ティラミス クラシコ。クラシコってなに?


意味もなく逆アングル。

これも普段ぜったい頼まないんですが、めーーーっちゃ美味しい。やば。

高級レストランの高級コースのデザートに出てきても全然違和感ないわ。ふつーに「いいエスプレッソ使ってるね」とか言っちゃいそうだわ。

新たな発見ですね。
ありがとう、クロニクルのおかげです。

 

無理矢理に正当化し出したところでしゅーーーーりょーーーーー。

tdk選手、華麗なフットワークで現場を圧倒しつつ、試合を心から楽しんでいた様子ですね。

 


妻が精算してる後ろ姿を、酔っぱらいの夫が遠めから眺めてる図。

いま、畜生にも劣るほどの存在と成り下がっていますが、いいんです。これで。

底まで落ちれば、あとは這い上がるだけだから。ピラミッドの頂きを目指して、登り続けるのみ。

僕、固い信念を胸に抱く。

2軒目:イタリアン

しれっと2軒目行こうとしたら、速攻で止められました。

うっ!やめろ!離せっ!

くそっ!ワインが効いてて力が入らないっ!

家に連れて帰られるぅぅーーーーーーーー

あぁぁーーーーーーーーー

 

 

僕、無念の帰宅。

終幕

というわけで、今回の豪遊はここまで。

初の、自宅への強制送還となってしまいました。まだまだ、タカラーとしての実力が足りませんね。研鑽あるのみです。

そろそろ多方面の関係各所から石を投げつけられそうなので、撤退しようと思います。

 

引き続き、ターゲットが見つかり次第クロニクルを更新していきます(やめる気はない)

 

おわり。

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