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【悲報】現実の忍法、ショボすぎる【遁術】

企画
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忍者が扱う忍法には、「遁術とんじゅつ」と呼ばれるものがある。火遁かとんとか水遁すいとんとかのとん系のアレである。

漫画等の創作物においてはド派手な攻撃術としてのイメージが強いが、実際には「敵から隠れたり逃げたりするための術」であり、隠形術とも言われている。

 

この遁術とんじゅつとやら。天遁てんとん十法・地遁ちとん十法・人遁じんとん十法の計三十の術から成るとされている。

いやに仰々しく銘打たれているが、現実のところどうなのだろうか。

 

タイトルで言っちゃってしまっているが、めちゃめちゃショボかった。【悲報】モノである。

今回、現実の忍法「遁術とんじゅつ」の実例をいくつか挙げるので、識者諸君にぜひ共有したい。

尚、紹介する術の内容はあくまでも一例である。ではいく。

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知られざる遁術の正体

まずは天遁てんとんから見ていく。

天候を利用するとは、なかなかに忍術っぽい。ショボくはなさそうだが。

 

電遁でんとん」という術がある。

名前からして、電撃を与えてひるませて離脱、とかそういった感じだろうか。

 

ショボい!!!

静電気で敵はひるまんて!冬場にドアノブでパチッわっくらいのやつやん!

そもそも静電気って意図的に起こせるのか?下敷き持ち歩いて都度ゴシゴシすんのか?敵前で。

 

続いては「雨遁うとん」。

もはや天候を操ってしまう術なのか。「雨乞いの儀式」なんかも火を焚くことで上昇気流を発生させ、雨雲を呼ぶと聞いたことがある。大掛かりだ。

 

ショボい上に条件が限定的すぎる!

夕立ちが来るかどうかの判別が相当に難度が高い。そんな賭けで任務はこなせない。

ちなみに、「雨乞いの儀式」の件は調べたところ普通にガセだった。

 

ちなみに「雪遁せっとん」だとこんな感じ。

こんなもんを術とすな。

 

 

次は地遁ちとんを見ていこう。

この十法には先述した火遁かとん水遁すいとんなどの所謂メジャーどころのとんが多く揃っている。

 

こちらも割とお馴染みの「木遁もくとん」。

某忍者漫画では水遁すいとん土遁どとんを組み合わせた高等忍術として描かれていたが、その実態や如何に。

 

ショボすぎる!!!

立てかけられてなかったらどうするの!?!?

 

夢がないなぁ。

よくある水中に潜って竹筒でシュノーケリングみたいにして隠れるやつはあることはあったそうだが、明らかに不自然なので実際には全く使われることはなかったそう。

いや夢がないなぁ。

 

子ども同士の遊び?

小学校の頃に中休みでよくやってたよコレ。これで逃げおおせるには敵に重機で土かぶせるくらいしないと無理なのでは?

 

急に規模がデカい。大犯罪じゃん。

一番現実的に効果はありそうな術だ。ただし名前は「放火」と改めなさい。

 

 

最後に、人遁じんとんを見ていく。

催眠術とかそういう類のとんなのかな?

 

ただのカスじゃねぇか。

ある意味非情な忍びの生き様を表している術とも言える。心に刃を突き立て、使えるものは何でも使うのだ。

 

だから子どもの遊びなんよ。

割と田舎育ちの子どもなんよ。そこに都会から美少女(白ワンピースに麦わら帽子)が転校してきて一夏のロマンスが始まるんよ。

 

これは漫画でもよく見かけるやつ。

火遁かとん獣遁じゅうとんは現実でも使い勝手良さそう。何なら放火して馬も暴れさせる合体術・火獣遁かじゅうとんも出来そう。

 

遁術豆知識

木遁の項で取り上げた某忍者漫画では、非常に多種多様な遁術が登場する。

基本的な五種の遁術とそれらを組み合わせて生まれる新たな性質の遁術で構成されており、設定がよく練られた厨二病大歓喜のシステムなので、ここで一挙にまとめておく。

 

  • 五大性質変化(基本遁術)
    火遁かとん…火を吹いたりとか
    水遁すいとん…津波起こしたりとか
    土遁どとん…土の壁作ったりとか
    風遁ふうとん…カマイタチ出したりとか
    雷遁らいとん…落雷発生させたりとか

  • 血継限界(ニ種の組み合わせ)
    氷遁ひょうとん(水遁×風遁)…氷出したりとか
    木遁もくとん(水遁×土遁)…木生やしたりとか
    嵐遁らんとん(水遁×雷遁)…レーザービーム撃ったりとか
    熔遁ようとん(火遁×土遁)…溶岩操ったりとか
    沸遁ふっとん(火遁×水遁)…酸性の霧で溶かしたりとか

  • 血継淘汰(三種の組み合わせ)
    塵遁じんとん(火遁×風遁×土遁)…分子レベルで分解する攻撃とか

  • その他(特殊遁術)
    炎遁えんとん…火遁の強い版
    溶遁ようとん…粘質の液体を操ったりとか
    爆遁ばくとん…爆発させたりとか
    灼遁しゃくとん…水分を蒸発させたりとか
    磁遁じとん…磁力を操ったりとか
    陰遁いんとん…無から形を造り出す
    陽遁ようとん…命を吹き込んで操る
    陰陽遁おんみょうとん…無から形を造り出し、命を吹き込んで操る

 

以上。よくこんな思い付くな。

一流漫画家さんは本当にすごい。

 

最ショボ遁術

それでは最後に、最もショボかったとんをお披露目しよう。

こちら、「屋遁おくとん」の術。

 

ネズミ?

もうちょいNARUTO見習えよ。

 

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おわりに

忍者の歴史は古く、一説には聖徳太子に仕えた大伴細入おおとものほそひとが優れた軍術で名を上げ、太子より「志能便しのび」の称号を与えられたのが始まりとされる。

今や日本を代表する文化の一つとして、NINJAは海をも越える一大コンテンツだ。

 

そんな忍者も、現実では色々と苦労していたのかもしれない。

おわり。

【天遁】
日遁にっとん…太陽を利用
月遁げっとん…月を利用
星遁せいとん…星を利用
雲遁うんとん…雲を利用
霧遁むとん…霧を利用
雷遁らいとん…雷を利用
電遁でんとん…電気を利用
風遁ふうとん…風を利用
雨遁うとん…雨を利用
雪遁せっとん…雪を利用

【地遁】
木遁もくとん…木を利用
草遁そうとん…草を利用
火遁かとん…火を利用
煙遁えんとん…煙を利用
土遁どとん…土を利用
屋遁おくとん…建物を利用
金遁きんとん…金物を利用
石遁せきとん…石を利用
水遁すいとん…水を利用
湯遁ゆとん…湯を利用

【人遁】
男遁だんとん…男性を利用
女遁にょとん…女性を利用
老遁ろうとん…老人を利用
幼遁ようとん…子供を利用
貴遁きとん…身分の高い人を利用
賎遁せんとん…身分の低い人を利用
禽遁きんとん…鳥を利用
獣遁じゅうとん…動物を利用
虫遁ちゅうとん…虫や爬虫類、両生類を利用
魚遁ぎょとん…魚を利用

 

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